TANPAKUはじめた

BOINC以前からSETI@HOMEを続けてた。(なかなか見つからないねぇ。よそのお星の人たちは、遠い昔に、エネルギーの無駄遣いしない方法を見つけてるのかねぇ。)
ずっと裏で動かしているだけだったけど、久しぶりにサイトを覗きに行ったら、日本からもBONICプロジェクトに参加してた。
それがTANPAKU。
何でも、遺伝子情報からたんぱく質をくみ上げただけだと、1次元の列にしかならないけど、実際には、勝手に立体になる。たんぱく質はこの立体の構造がわかって初めて働きが予測できるんだとか。
んでもって、どうなるかを計算で求めるのにむっちゃ時間がかかるんで、解法のひとつとしてBOINCの提供するグリッドを利用するとのこと。

すごいねぇ。でも素朴な疑問。

  • たんぱく質って遺伝子情報をすべてくみ上げてから、自己組織化するのかな。完成まで待つのなら、それまで絡まらないようにつっかえ棒がいる気がするなぁ。逆に逐次自己組織化するとしたら、いっせいにやるのと違う形になる気がする。(数値計算でいうところの極小解がたっくさんあるパターン)それとも、ボルツマンよろしく、作ってるさなかに、引っ張りまくって安定解にしちゃうようなことしてるのかな。
  • たんぱく質って複数集まった塊で機能するらしいけど、個々のたんぱく質をくっつけるのは、これではできないだろうなぁ。

実際、逐次に自己組織化するんだと、たんぱく質のこんがらがった形ってうまく編み上げれるのかな。

それにしても、ここまでくると、バネ系の計算と変わらないなぁ。あ、でも、固定点がないとしんどいねぇ。
くみ上げているところともう1つくらい固定点(か自由度が少ない点)があれば楽かも。