規模による違い

昔、1ヶ月未満のお仕事をこなしていたころ、2年とかの案件の方が楽だってこぼしていた事がある。
小さい案件と違って、次の案件を取りに行くサイクルが長いので楽だと。


今、小さい案件のほうがいいと思う。


大きな案件って上位行程込みでも、なかなか決まらない事が多いから、沢山の人を決まればいい案件のために確保しないといけない。決まっても、大概、走り出してから、調整するものだから、仕様変更が多発。
いや、仕様変更が悪いわけじゃないです。ないならないに越したこと無いけど、途中で気づくことってあるから。
でも、大きい案件は登場人物が多い事が多くて、皆いろいろなことを言う。時には矛盾したことを言うこともあって
即物作りなんてしていたら、えらいことになる。


小さいといっても発注する側はこれにお金出すわけだから、難儀なのは規模にかわらないけれど
上位行程でも目的が結構はっきりしているから進めやすい。


尤も、小さい案件だと空が無いように継続して案件を確保して
確保した中で、利益を出すのは大変なのよね。
「私は、設計ができます」とか、「PGできます」とか、偏った人がいると、同じことをこなすのに人数がいるのよね。


規模が大きいと行程を分けたりするから、困らないけど
小さい場合は、基本一人で一通りでき無いと困る。
もちろん、強いところと弱いところはあってもいいともう。


入社してしばらくした頃に夢見ていたことだけど
オブジェクト指向がやっとできるくらいに性能が上がって
部品が店頭に並ぶ時代が来るとかいっていた頃。
車を修理するみたいに、ちょっとした修正とか、組み立てとかが主流になれば
「修理工」みたく「修理SE」なんてのを生業にできればいいなぁなどと思っていた。


実際には未だに、よそ様が作ったシステムを引き受けて、
ちょこちょこっと直して再生なんて、未だに無理ですね。
SOAなんていっているけど、そもそも、工業みたいなJIS規格なんてできるのかな。


集積回路は規格で細かく規定されていて、設計するときにどれを使う、
半端な部分はどれで代用するなんてできて
複雑な部分はFGAとかASIC(だっけ?)でソフト的に結線できる。


ソフトだと、せいぜいがAPIの仕様かなぁ。
せめて、「・・・入力画面の一般的なレイアウト指針」とかできてほしいなぁ。


おぉ、なんか、何かいてるのか分からなくなってきた。
とりあえず、ここまで!