寝タバコ出荷防止用のタバコ

先日テレビのニュースで、寝タバコ防止用に一定時間すわないと消えてしまうように紙の部分を加工したタバコの話を聞いたとき、ちょっと情景が浮かんだ・・・
カタカタカタカタ・カタ・カタカタカタカタ
無心にパソコンに向かいに何かを入力している。
「終わったぁ。メール送信っと」一人ごちる。
窓から外を見るとすっかり暗くなっている。ずいぶん時間がかかったと思いつつ終わった安堵で後ろに振り返りつつ、照明を落とす。パソコンの明かりが仄かに周りを照らしている。なんとなく隔離された雰囲気になる。
早々に出したコタツの上においてあるタバコに火をつけ深々と吸って吐き出す。
手元から、まっすぐに立ち上る紫煙
たゆたう煙にパソコンの明かりが映って薄暗い部屋にさらに幻想的な雰囲気がかもし出される。
達成感と目の前の情景に一人満足できる時間だ。


情景を眺めつつ、昔読んだ小説のイメージが重なっていく・・・・


って思いの途中で消えちゃうんだろうねぇ。寝タバコ防止とはいえ無粋といえば無粋だねぇ。
まぁ、おいらはタバコ吸わないからわからんが、そこまで必要なのかねぇ。