新人教育

言語学習などおいらの時代とは違って、インターネットで検索すれば何でも出てくる。便利!・・・なはずだけど、できたプログラムはすごいことになっている。人によってもばらんばらん。すごすぎる。


初心者が検索を利用すると、当然だけど、自分がほしい具体的な記述を求める。ところが、検索でヒットした記述が、自分の求めるものかどうか、きちんとジャッジする下地がまだ無い。んで、そのまま、コピーする。また、検索して、ヒットしたものをそのままコピーする。同じサイトの同系なところから取り出しているのなら、いいけど、別々だと、前提(バージョンとか下手するとフレームワークとか)が違っている。


名前が違うくらいなら、あわせればいいのだけど、ぜんぜん違うものをくっつけるからまず、動かない。
それぞれのコードが上っ面でも理解していないから、どうしようもない。
人によって検索キーが違うから、この現象が人毎に違って発生する。


まぁ、短い期間でやるし、教える側の準備不足・知識不足もあるんだけど、せめて、マニュアルと入門書使って、インターネットは最小限にしないと収拾つかないだろうなぁ。

マニュアルを個人で買うか会社で買うかって問題もあるけど、ぶっちゃけ、お金出せば日本語の本が手に入るんだから個人で買えって思うなぁ。今なら、Javaなら英語のマニュアル泣きながら読んで勉強する必要ないもの。お金出しても日本語のマニュアルなんて無かったころと比べれば天国だよ。


すごいのは旧人でも、入門書だけでずっと済ましている人がいる。新人ならともかく実務で入門書だけってなぁ。必要なこと書いてないですよ。入門書だもん。リファレンスとか買うかある場所押さえておかないと困るよ。


JavaのドキュメントもAPIのところしか知らない人が多いんですよね。APIjavadocにリンク張ってる。でも、ドキュメントのホームには、JDKの技術というかコンポーネントというかの関係が図で書いてて、さらにそれぞれについて解説していてサンプルまで付いている。
引き方さえ慣れてしまえば、こんな便利なものないのよ。正式な「仕様」なんだしね。
ツールの使い方についても詳しい解説が付いている。jdk1.6で正式サポート?になったjconsoleなんかすごくいいと思うのだが・・・・。