不思議な言葉

お仕事に付き物なのは、進捗。進捗会議とか進捗ミーティングとか、日報とかやり方は色々だけど
スケジュールにのっとり状況を報告・把握する大切なキーワード。
ここでよく聞くのが「着手」とか「仕掛」。ぶっちゃけ、何をしているのかさっぱりわからない言葉です。
進捗としては、市民権を得ていて、「着手」していれば、進捗率を5%にしようとか取り決めたりします。


でも、よくよく考えると、「着手」ってなんなのでしょうねぇ。
作業としてはじめましたってことで、何か進んだわけでは決してないです。
設計書を読んで、必要な情報を確認しましたとか
必要な関数とかの使い方を調べました
とかだったらまだわかるけど
不思議な言葉です。


WBSを手抜きしてあいまいな言葉でごまかしているんですよね。

自分がPLの時には、「着手」って報告受けると必ず聞き返して具体的に何をしたのか聞きます。
だって、何やっているかわからないから。

逆に、自分が報告する立場で、進捗が怪しくなると、よく「着手」って報告します。不思議と、聞き返されることはありません。
後で、リカバーできる範囲なら気軽に使える言葉です。


ガントチャートだけで運用していると、進捗率もそうだけど、大体こうなります。
本当は、パート図でちゃんと管理しないといけないのでしょうねぇ。やっているの見たことないけど。