スーパーコンピュータ用の予算が危ない?

http://japan.cnet.com/blog/petaflops/2009/11/21/entry_27035472/:計算基礎科学コンソーシアムの声明はお門違いを読んだ。

えぇっとおもって、参照の計算基礎科学コンソーシアムの声明文を読んでみた

うーん。つらい。

批判にあった、声明文の「その基盤にあるのがスーパーコンピュータなどで用いられる最先端の技術であり、それは数年後に広く社会で応用される」は、ベクター化とかパイプラインとかを今のパソコンが利用していることを言ってるんだと思うけど、どっちかというと、スーパーコンピュータというよりは、大型汎用機の技術で
スーパーコンピュータはその部分を高度に特化したもの・・だよなぁ。


ハード面はともかく、

計算処理性能が増えることで、たとえば、銀河系の進化の構造とかが解明されてきた事実はある。
(もっとも、これって、いわゆるスーパーコンピュータではなく、かなり特化した計算機だった気がする)
計算機を利用する側から見ると、より高性能な、しかも、自前で使える計算機がほしいと願うことは間違っていない。
ただ、それにどれくらいの対価が必要かとなると厳しいなぁ。


ちなみに、SETI@HOMEは、インターネット上のパソコンに小分けに分けて計算を行っている
こいつが、2009年6 月現在で約600TFLOPSらしい。ちょっとしたスーパーコンピュータを毎日独占してるんだねぇ。

こののりでスーパーコンピュータも!とは思うけど非線形とかだと、計算機間のデータ転送量すごいだろうから、無理だろうなぁ。